バレルエンドにはPYRO BSや47にも入っていたギア状のグルーヴを配置。ギア状のグルーヴの前後は開くようなテーパーを入れることではっきりとした感触になっています。グリップ位置の安定化にもつながり、ここのグルーヴを目印にグリップすることができます。

センター付近からリアにかけて入ったグルーヴはシンプルなヴィジュアルながら細かなところまでこだわって作られたリングカットとなっています。リングカットのフロント側にはアールを施し、リア側にはテーパーを施してあります。溝部分の太さはそれぞれ一定となっている為、前方にかけて深くなっていくという珍しいデザインとなっています。

アールとテーパーが施されたことにより溝の幅が広がりかかりが良く、指へカットの感触がしっかりと伝わりなりながらも、抜けもよくなっています。また指の設置面積が増えることでグリップ時の安心感も高いグルーヴに仕上がっていました。おろしたてでもすぐに指に馴染むグルーヴで即実践で使えるバレルとなっています。グルーブの耐久性も高く持ちもよいと思われますので、長い期間同じ感触で投げることができそうです。

センター付近にはバレルエンドと同様のギア上のグルーヴを施し統一感のあるヴィジュアルに仕上げ、グリップ位置の安定化にもつながっていますね。ヴァーティカルグルーヴと組み合わされたカットはメインカットと同じ構成のカットを細かくしたものとなっています。ヴァーティカルグルーヴは長短3本ずつの6本入っております。PYROロゴがレーザー刻印で入っておりかっこよく仕上がっています。

アウトラインのモデルはPYRO G1を採用し、カットもシンプルに仕上げることで原点回帰したような感じがありながらも、新しさも取り入れた温故知新なバレルに仕上がっています。

力の伝えやすいアウトラインとシンプルながらも機能性に優れたグルーヴとなっており、トルピードバレルが好きな方には一度投げていただきたいバレルですね。

初心者の方のファーストバレルにもオススメできるバレルとなっております。是非チェックしてみてください！