バレル後端には2つの大きさのマイクロシャークカットを配置し、シャフトとの境目でもしっかりとグリップできます。

大小2つずつのギアグルーヴにはクラシカルなローレット加工を施すことで、多方向へのかかりを生み出しパワーロスの少ないスローができます。ギアグルーブを構成する縦カットは互い違いにすることにより、必要以上にかかり過ぎず、抜けも良くなっています。

SOLOシリーズではG1から採用されているシリカコーティングはしっとりとしたようなグリップ感を出しつつ、カットの耐久性も向上させています。

センター付近から前方にかけてのブラックコーティング部分はシンプルなデザインのグルーヴ構成となっています。

センター付近にはSOLOロゴのレーザー刻印が入っています。

大きなトラぺゾイド（台形）と細いスクエアの複合グルーヴははっきりとした感触を出しながらも抜けも良く仕上がっています。細いスクエアグルーヴにはコーティングが入っていない為、見た目にもアクセントを出しています。

バレル前端付近には細めのスクエアグルーブが入っており、グリップの安定感が向上しています。セットアップからリリース時まで高い安心感でスローすることができますよ。

溝部分にはサンドブラスト加工を施し、ブラックコーティングの中でも色味の違いでヴィジュアルを引き立てています。

シンプルなグルーヴ構成のため、グリップスタイルや調子によって逆付けも良いかもしれません。

6.8mmの太めの最大径とグルーヴ・コーティングの組み合わせによりグリップ時のフィット感がこのバレルの一番の特徴だと思います。

単体重量が重めのバレルが増えている中、17.5gと重すぎず軽すぎず程よい重さがいいですね。

シンプル＆クラシカルデザインと落ち着いたカラーコーティングでかっこいいバレルに仕上がっています。

スローの安心・安定感のあるバレルをお探しの方は是非チェックしてみてください！