球をつまむようにということでデザインされたバレル後部は、後方からストレートと2つのアールによってしっかりとプレイヤーのリクエストを再現していますね。一旦窪ませてから膨らませることにで、より大きな球の感じを作り出しています。

RISING SUN 2.2でも採用されていたマットグリップ加工と非常に細かいカットで構成されたマイクログルーブの組み合わせは投げ込んでもグリップ感の劣化がしにくいようになっています。

RISING SUNの特徴的なフロントデザインとコンセプトモデルのELYSIAN THIRD EDITIONから流用したV-Streamカットが入っています。大きな縦カットとフィン状のグルーブにより斬新かつRISING SUNならではの雰囲気を作り出しています。

メイングリップ部分の感じはRISING SUNと似たような感じかと想像していましたが、実際に投げてみると球感をしっかりと感じることができ、他のバレルにはない投げ心地でした。球をつまんで投げるイメージでダーツを投げてあげるとターゲットが狙いやすかったです。

マットグリップ加工とマイクログルーブの組み合わせは手汗をかいても滑ることなく投げることができるものの、抜けやすさも確保したかなり機能性の高いものに仕上がっていました。

フロント部分の縦カットとV-Streamカットは中指等を添えた際にしっかりとグリップ感を感じることができ安定したスローを支えてくれます。フィン状のカットが施されているため以前のRISING SUNシリーズより安定感のあるグリップができると思います。

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